フリーランスで演奏活動をしている人の中で、集客に課題を感じている人は多いのではないでしょうか。この記事では、友人や知人のみの演奏会を脱却し、ファンを増やす活動方法について徹底解説します。
おすすめ
・演奏会を開いてもいつもお客様は身内ばかり。新しいお客様を増やしたい。
・演奏会を開いてもお客様が少なく赤字になってしまう。
・演奏会を開きたいが集客方法が分からない。
クラシックコンサート・演奏会におけるプロモーションの重要性
フリーランスの演奏家として活動する中で、多いお悩みの一つに「集客の仕方がわからない」というものがあります。コンサートを開催しても、お客様はいつも知人・友人ばかりになってしまうという方も多いのではないでしょうか。
クラシックコンサートに限らず、「何かものを売りたい」「お店に足を運んでほしい」と思ったら、まずは広く知ってもらうことが重要となります。どんなに良い演奏をしていたとしても、待っているだけではお客様は増えません。知ってもらうために主体的にプロモーションをすることが重要です。
また、演奏会の前だけ情報を発信するのではなく、”知っておいてもらう”ことも大切です。「この人たちが演奏会を開いたら行ってみたい、この人たちの演奏を生で聴いてみたい」と思ってもらえるように日頃からSNS等で自分たちの演奏や想いを発信しましょう。
演奏会の集客方法①|イベント告知サイトの活用
一番手軽な集客方法はイベント告知サイトの活用です。クラシックコンサート専門のサイトから、イベント全般の集客ができるサイトまで様々あります。「ぶらあぼ」など、クラシックファンの認知度が高いサイトを使うことで、クラシック音楽に興味がある人に対して効率よく情報を発信できます。
演奏会の集客方法②|SNS活用
演奏会の集客にはSNSも有効です。情報収集の方法は、グーグルの検索を活用する「ググる」からインスタグラムのタグを使った検索「タグる」に移行し、現在は発見タブを使った検索方法「タブる」が主流になると言われているほど、情報収集に欠かせないツールとなったSNS。インスタグラムなどは、レコメンドというおすすめ機能がついているので、クラシック音楽ファンに情報を届けるのに効率が良いです。また、若者向けにはTikTok、30代~40代にはインスタグラムというように、演奏会のターゲット層に合わせて情報発信するSNSを選ぶことも重要です。10代~60代まで幅広く活用されているLINEも情報発信におすすめのSNSと言えます。
演奏会の集客方法③|YouTube
演奏関連と親和性が高いYouTube。演奏動画をアップしている人も沢山います。演奏だけでなく、楽器の練習方法などをコンテンツにして配信すれば、楽器を趣味でやっている人などもファンとして獲得できると思います。
ファンを増やすのに最適なツールであり、同業者も多いのでコンテンツに工夫を凝らすことが大切です。また、広告を使ったお小遣い稼ぎもできるので、バイトを減らして練習時間に充てるという効果も見込めます。
演奏会の集客方法④|ブログ
タグる時代が来たとはいえまだまだ根強いググる文化。また、長文を発信するのに向いているので、演奏会レポートを自分の想いと一緒に伝えるのにおすすめです。また、問い合わせフォームを設置して、演奏依頼を受け付けるなどの使い方もできます。
演奏会の集客方法⑤|チラシやポスターを配布する
クラシック音楽のファンは、ご年配の方や吹奏楽部・合唱部等の学生さんなどモバイル機器を持っていない、持っていても電話くらいしか使わないという世代も多いので、オンラインの集客だけでなくオフラインの集客手段も検討してみましょう。
楽器屋さんやホールにチラシを置いても効果が出ないとお悩みの方もいると思いますが、近くの音楽教室や飲食店、コンビニなど、クラシック音楽ファンの方が行きそうな場所にチラシをおかせて貰うことで効果が出るかもしれません。
演奏会の集客方法⑥|口コミを利用する
前述のとおり、クラシック音楽の場合、オフラインの集客手段も有効となる可能性が高いです。コンサートに来てくれたお客様から、その人の友人などにおすすめして貰うことでファンを増やせる可能性があります。
次回の演奏会のお知らせをする際に「ぜひ、お誘いあわせの上、足を運んでください」と伝えるだけで十分です。やりすぎは、逆に嫌がられてしまいファンが離れていく可能性もあるので注意しましょう。
まとめ
待っていてもお客さんは来てくれません。沢山の人に感動を与えたいのであれば、積極的に集客していきましょう。当日のアンケートなどで「コンサートを聴きに来たきっかけ」を確認し、効果のなかったものは次回の集客には使わないなど、効率化を図ることも重要です。