楽器

大人になって楽器を始めるべき3つの理由

子どもの頃、憧れていた習い事を大人になって始めたいと思うことはありませんか?ピアノやヴァイオリンを始めてみたいという人も多いようです。この記事では、大人になって楽器を始めるべき理由についてまとめています。

このような人におすすめ

・大人になって楽器を始めたいが一歩が踏み出せない人

・大人になってから楽器を習得するのは難しそうと考えている人

数年前のYahoo知恵袋の投稿について

今は消されていますが、数年前に「大人になって楽器を始める人がム

カつきます。」というYahoo知恵袋への質問が話題となりました。下記がその引用です。

「大人になって楽器を始める人がムカつきます。

絶対に上手くならないのになぜ始めるのでしょうか。

いっておきます、楽器というのは人に聴かせても恥ずかしくないくらいまでは上手くならないと意味ありません。騒音以下です。それこそ暴走族のバイクの騒音の方がマシです。

しかし大人になってから楽器を始めた人で上手い人はいません。

もちろん楽器によるでしょうが、有名な楽器(ピアノ、ギター、バイオリン等オーケストラでつかう楽器等々)は絶対に上手くなりません。

上手くなれたとしても幼少から始めた人の小学生低学年時代にすらおよびません。

大人になってからヘラヘラ楽器始める人が本当に嫌いです。私はおかしいですか?」

この方の、年齢や性別は分からないのですが、「大人 楽器」と検索した際に、この投稿が出てきてしまうのはとても残念です。

大人になってプロの音楽家を目指すというのであれば、少々無謀ですが、趣味として音楽を始めるのであれば何歳からでも遅くないと思います。その理由を下記にまとめてみました。

大人になって楽器を始めるべき3つの理由

ストレス解消や癒しの効果がある

クラシック音楽には、イライラした心や落ち込んだ心を癒す効果があります。これは科学的に証明されていて、心拍数を抑えたり免疫力が上がったりという効果もあるとされています。

楽器を始めるとお手本としてクラシック音楽を聴く回数も増えますし、ストレス社会で疲弊している大人こそ楽器を始めるのに最適といえます。

人生に生きがいができる

大人になると毎日同じことの繰り返しで退屈だな…と感じている人も多いのではないでしょうか。楽器を趣味にするメリットは、高齢になっても続けられる点です。そのため、子育てが終わって夫婦2人の生活が始まってから楽器を始めるという人も実は多いのです。

サックスなど初心者でも比較的簡単に音の出せる楽器や、一人でも楽しめるピアノなどは大人になってから始めるのに最適です。

良い道具をそろえることができる

子どもの頃は家庭の経済状況で楽器を買ってもらえなかった、ピアノを習わせてもらえなかったという人もいると思います。楽器は安いものだと数万円から高いものは数千万円します。また、ある程度上達したいと考えるのであればそれなりに良い楽器を買うことは必須です。大人になり自分で自由に使えるお金が増えたことで、良い楽器を購入できるのはメリットと言えます。

まとめ

大人になってからでは、様々な理由で毎日は練習できないかもしれません。人前で聞かせられるレベルには達しないかもしれません。しかし、プロ級の演奏を目指すのでなければ、楽器を習うことも許されないというのはちょっと違うかなと思います。

上手い下手も大切ですが、一生懸命練習した人の演奏は必ず人の心に響きます。誰だって最初は下手くそです。でも、一歩を踏み出さなければ上達以前に楽器を演奏することさえできないのです。

大人になってから楽器を始めるメリットは何と言っても”生きがいができる”ということだと思います。難しく考えずに、少しでも興味がある人は気軽に始めてみてはいかがでしょうか。