2024年05月06日、ミュージックプラネットの参加費用は最大77万円と公式サイトが発表しました。
この記事では実際に77万円を払う価値があるのかどうか公式が発表した内容と比較しながらレビューしていきたいと思います。
●このような人におすすめ
- ミュージックプラネットの参加費用について知りたい
- オーディションを受けたいが費用がかかるとの噂に不信感があり躊躇っている
- なぜ参加費用がかかるのか知りたい
- 77万円の費用を投資する価値があるかどうか知りたい
ミュージックプラネット関連の記事は複数書いていますが、この記事へのアクセス数は2番目に多く、費用への関心の高さが伺えます。「オーディション商法」や「Webを活用した詐欺」も多い世の中なので、安心して参加していただくためにもこの記事を参考にしていただければと思います。
ミュージックプラネットの参加費用77万円の内訳は?
ミュージックプラネットの参加費用について公式サイトでは下記のように発表しています。
ミュージックプラネットに費用が発生するのは、歌手活動を思う存分楽しんでいただくために以下のサポートをおこなっているからです。
- ライブ出演のサポート
- 同じ土俵で頑張る仲間との交流
- 有名プロデューサーによるサポート
- 純粋に歌を楽しめる場所の提供
- オリジナル楽曲の制作&配信
- アーティスト写真撮影(またはイラスト制作)
- 専属トレーナーによるボイストレーニング
- 充実したサポート体制
- 専用ライブハウスを自由に利用可能
ミュージックプラネット公式サイト
今まで、なぜ費用がかかるのかについて公式が明確にしていなかったため、
『メジャーデビューできると思ったのに・・・』
『費用がかかるなんて聞いていない。詐欺じゃないか。』
というような参加希望者の不安を煽るようなレビューが多かったのですが、最近は公式サイトでも様々な情報を開示しているのでとてもクリーンな印象です。
公式サイトにも『ミュージックプラネットでは、「習い事に行く」「趣味を楽しむ」こんな感覚で歌手活動を楽しんでもらいたいという想いがあります。』と記載されており、いわゆる芸能事務所とは全くの別物。“自分なりに輝けるアーティストになりたい人をサポートする新しいサービス”です。
芸能事務所やレコード会社の場合|顧客=音楽を聴く人、商品=楽曲(アーティスト)
ミュージックプラネットの場合|顧客=アーティスト、商品=上記記載のサービス
つまり、オーディションに合格した参加者たちは、ミュージックプラネットのお客さんとしてアーティスト活動のサポートサービスを受ける権利を与えられるということです。
オリジナルソングの作成をはじめとする様々なサービス提供のために、人的リソースや設備の維持費などのコストがかかるため、それだけ費用が高額になるということのようです。
費用がかかるのにオーディション制なのはなぜ?
お金を支払ってサービスを受けるのにオーディション制である必要があるのか?ということに疑問を感じている人もいるのではないでしょうか。こちらについても公式が下記のように回答しています。
ミュージックプラネットがオーディションを開催しているのには2つの理由があります。
- 価値観や方向性が合致する方とのみご一緒したいから
- サポートできるリソースに限りがあるから
ミュージックプラネット公式サイト
前述の通り、ミュージックプラネットは芸能事務所やレコード会社とは別物です。そのため、メジャーデビューしたい、歌手として生計を立てたいという人には不向きなサービスと言えます。
数年前は、勘違いしたまま契約してしまう人も多く悪い評判がWeb中心に広がってしまった印象がありましたが、最近ではブランディングも明確でわかりやすく情報を発信してくれているので公式の発表を信じて安心して参加して問題ないと思います。
また、本ブログでも『歌い手になるには?』という記事のアクセス数が多く、アーティストとして活動してみたいというニーズが高いことが伺えます。ミュージックプラネットのオーディション参加者も毎月数千人に上るとのこと。
これだけの参加希望者を限られたリソースで対応するのは難しいのでオーディションによって参加人数を絞っているという状況のようです。今後サービスが拡大すれば、誰でも参加できるサービスに発展することもあるかもしれませんね。
ミュージックプラネットの参加費用は妥当なのか?
ミュージックプラネットの参加費用が妥当かどうかは、何を重視するかによって異なります。
楽曲制作から配信までをココナラなどのサービスで依頼する場合の相場は下記の通りです。
- プロデューサー個人との面談|個人での依頼は不可
- オリジナル楽曲の制作開始|1万円〜10万円
- ボイストレーニング|1万円/月4回
- アーティスト写真撮影(またはイラスト作成)|5千円〜
- オリジナル楽曲のレコーディング|3万円〜
- WEB・カラオケ配信|自分でやれば無料
オリジナル楽曲を作成してYouTubeなどでアーティスト活動してみたいという程度であれば、10万円あれば十分実現可能なので高額に感じると思います。
ミュージックプラネットの価値とは?
ミュージックプラネットに高額な費用を払う価値として筆者が感じているのは、「楽曲制作から配信までをディレクションしてもらえる」「アーティスト活動の永久サポート」という2点です。
楽曲制作から配信までをディレクションしてもらえる
楽曲制作から配信までをクラウドソーシングした場合、作曲家、作詞家、ボイストレーナーなどとのやり取りや進捗管理まで自分でやらなければなりません。
最悪の場合、楽曲完成前に頓挫するという可能性もあります。
ミュージックプラネットは、それぞれの担当者との間に入ってやり取りをしたり、スケジュール調整をしてもらえるので確実に楽曲配信までやり遂げることができます。
アーティスト活動の永久サポート
アーティスト活動をおこなう上で大変なのは仲間づくりだと思います。同じ価値観のもと活動している仲間と出会える環境がいちばんの魅力だと思います。
また、専用ライブハウスなども自由に使えるのでリアルでの活動を充実させたい方にとってはコスパの良いサービスだと思います。
プロデューサーとの面談いついては、以前は公式サイトに「有名プロデューサーによる楽曲プロデュース」という記載がありましたが、こちらも参加者の期待値調整のために記載を変更したのだと考えられます。
参加してみて公式サイトの内容とギャップを感じたところはある?
私が参加したときは、実際にプロデューサーと会話できる機会は1度だけ。声質などから「こんな方向性で活動してみては?」というようなアドバイスがもらえた程度でした。
実際に楽曲を作成する際は作曲家、作詞家の方とマネージャーを通してやり取りをするという感じでプロジェクトが進行していきました。
作詞家、作曲家、ボイストレーナー、レコーディング担当者などのスタッフは専属チームではなくフリーの方に委託しているようでしたので、楽曲制作をして配信するだけであればクラウドソーシングサイトなどで評判の良い方を自分で選択して契約したほうが品質の高いものができる可能性があります。
参加者アンケートをもとにサービス改善をしているので、今は改善されている可能性もありますが、全体的に受け身で一体感がなく「良い作品を作るために一緒に頑張りましょう」という雰囲気ではなかったのが残念に感じました。
まとめ|ミュージックプラネットをおすすめしたいのはどんな人?
今回はミュージックプラネットの費用についてまとめてみました。
筆者がミュージックプラネットへの参加をおすすめしたいのは下記のような方です。
- アーティストとして活動する仲間と出会いたい人
- 自分らしくアーティスト活動をおこないたい人
- オリジナル楽曲を制作したいがどのようなプロセスで進めればいいかわからない人
歌の技術を磨きながら低予算で活動したいという人にはレコード会社直結の音楽教室「シアーミュージック」もおすすめできます。
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